ワインとの出会い 第4話 ソムリエ塚里物語

2016.02.09 Tuesday

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    「扉」の前で、

    あーだ、こーだと考えること、数分。。。
    もっと長く感じましたが、実際はこのくらいだと思います(第3話をご覧下さい)。

    さすがに、そろそろ突入しなければ、
    ドアの前をうろつくただの怪しい男と思われてしまう。。。

    実は、プルミエのドアには、ガラスがはいっていまして、
    お店の中を少し覗くことができるんです!

    さすがに、30分も1時間もこのドアのまえでうろうろするわけにはいきません。

    「いざ!チェスト―!!」
    と、心の中で気合いの雄叫びをあげて、
    (※チェストとは、鹿児島のかけ声で、もともとは薩摩藩の剣術のかけ声で、
      自分を鼓舞する時や気合いをいれる時に使う言葉です。私が高校生の時の担任の先生が使っていました。
      あとは、元ソフトバンクホークスの川崎選手のファンの方なら、このかけ声をご存じかもしれません)


    そーっとドアを開けます。

    ドアを開けると、最初に目に飛び込んできたのは、
    本で見たような黒い色をしたワインセラーではなく、
    始めから、そのためだけに造られた、数々のワインが並ぶ特別な空間でした。
    その中では、きらきらと輝くシャンデリアが、たくさんのワインを照らしています。

    そんなワインセラーを眺めながら、店内へと足を進めると、

    「いらっしゃいませ」
    という温かい声とともに、優しく微笑むムッシュが、私を非日常の空間へと導きます。

    緊張MAXの私は、失礼がないように、そーっと案内されたカウンター席に座り、
    さりげなく店内を見回します。

    カウンターは広く丸みのあるデザイン、
    その向こう側にはたくさんのワイングラス、ボトルが綺麗に棚に立ち並んでいます。

    ふと後ろを振り向くと、温かく雰囲気のある光に照らされているテーブル席、
    店内は高級感があり、上品で、圧倒されたのを覚えています。

    でも、ただ高級なだけではなく、優しさと温かみのある空間と
    ムッシュの「いらっしぃませ」から始まる、
    緊張している私を優しく導いてくれる言葉と動き、

    その丁寧で柔らかい物腰と言葉の一つ一つは、今でも私の目標です。
    皆さんが、ムッシュに会いにいくことを勧めるのも納得です。

    この出会いから、私の運命は大きく変わることになります。

    。。。

    と話を進める前に、
    少し、このあたりで「塚里恭平」とは、どんな人物なのか、
    お話していきたいと思います。

    続く。。。

    『365日の記念日に幸せを添える レストラン
     エタンセール カワモト』


    ウェディングパーティーの様子です♪